宝石寄り好物

光り物。

私 「あの輝きが、私を呼んでる!」
  「珍しい、貴重な石なんです♪」

上司「事故現場行ってこい!ゴミ捨て場でもいいぞ?掃除してこい!(笑)」

私 「何ですか?」
  「鉱石は、何万年もの歴史です。」 
  「ロマンですよ?」

上司「ボランティアで掃除、眩しいぜ?」
  「事故現場のキラキラだって、命懸けの産物だろ?」
  「砕け散る前だって、灯として輝いていたし、開発者、技術者の執念だって詰まってる。」
  「それに比べ、なんだそソレは!邪念にまみれたハンターってオッサンが、金儲けの為だけに掘っただけだろ!(笑)」   

私 「同じ物は二つとしてないんです!」

上司「事故現場のキラキラだって無いぜ(笑)?だから、証拠になんるだろ?」

私 「でも、あの!キラキラが堪らなく好きなんです!」

上司「知ってるよ(笑)。」
  「石が呼んでるとか、歴史だの関係  無いだろ?(笑)」
  「色付きガラスでも、デートで拾ば、瞬いて見えるだろ?」

私 「ただの不法投棄と、一緒にしないで下さい!」


結婚する1年前の話。