日々が繋がる①

成長の無い日々をやり過ごす。
失敗続きの日々に変わりなし。

自ら落とす爆弾に右往左往し、気付けば時は夕刻。

とある水曜日。
朝9時から、幼稚園の親同伴、歯科検診の日。

出発前は、忙しくなるからシーツだけ洗おう!スタート。よーし!
弁当二人分完成。よーし!
あ、シーツ。取り出し。よーし!
二便目は、バタバタするから、10時に設定。よーし!

「次男くん? 弁当、リュック入れて~! 早くしないと食べちゃうよ?(笑)」

「いらん…。母ちゃん、弁当いらんよ。水曜やもん。」

「……………………………………。」

言葉にならない思いを、幼稚園児の弁当と共に「ペライ体」に流し込む。

心温まる弁当をエネルギー源に、下二人と幼稚園に到着。

「親は…どこ集合ですか?」
「お母さん。今日は、子供だけで大丈夫ですよ♪」
「あは♪ありがとうございます~。」

無駄な洗濯機設定を頑張った自分。
隙間風が首筋に入り込む。
そろそろ、ハイネックの季節かな…。

いつものお店。
私は、隔日に牛乳を買いに行く。
 開店直後の店は、いつも食品陳列作業中。
今日も世間話満開に、テキパキ作業の店員さん。

なぜだ。
今日に限って牛乳コンテナには、ほど遠いペース。
店を廻りながら様子見つつ、耐えきれずシャンプーを購入して撤退。

3番目とドングリと葉っぱを拾いながら帰宅。

時計は、幼稚園お迎えの~30分前?
…急いで、洗濯物を干す。外に出すぞ!

「?」

冷たい?足が冷たい?
足元には、朝洗ったシーツがあった。
ここで、干し忘れに気付く。
 
真っ白越えて、消えそうな意識を呼び戻し、お迎えに走る。

「今日は、特別な日じゃない。いつもの事だ。」
と、自分を慰める。
「お迎え時間、間に合ったじゃないか。」
と、自分を励ます。

無事に、お迎え&買い物完了し帰宅。
お昼ご飯を作って、食べさせて、片付け、掃除。
下二人と戯れる。

しかし!次の失敗はなんだ…? と、ブルブル凹む私に光が差す。

ピンポーン ピンポーン

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